十勝岳温泉(とかちだけおんせん)

【交通】
 車:道央自動車道滝川ICより国道38号線を富良野方面へ進み
    国道237号線に当たったら左折、道道291号線を右折して十勝岳方面へ向かう。
    ICからは約85KM。悪路は無いが、十勝岳温泉近くの道道は傾斜もカーブも強く
    冬場は四駆でないと無理。駐車スペースは十分。

    マピオンでの周辺地図   

【共同浴場】
 なし。旅館の立ち寄り湯が利用できる。

【宿泊施設】
 2軒「湯元凌雲閣」「十勝岳温泉国民宿舎カミホロ荘」

 @十勝岳温泉国民宿舎カミホロ荘
    空知郡上富良野町十勝岳温泉    0167-45-2970
    立ち寄り入浴時間 9:00〜17:00 600円  宿泊可

 @湯元凌雲閣
    空知郡上富良野町十勝岳温泉    0167-39-4111
    立ち寄り入浴時間 8:00〜20:00 800円  宿泊可

【泉質】
 カミホロ荘は酸性含第U鉄アルミニウムカルシウム硫酸塩泉。源泉温度は29.8度、PH2.32。
 無色透明で鉄のキシキシした感触、酸っぱい。匂いはない。
 凌雲閣はカルシウムナトリウム硫酸塩泉。源泉温度は54.6度、PH6.56。
 これも無色透明のお湯で無味無臭。しかし効能書きの無い鉄泉がもう1つ男湯にある。
 赤く濁っており、いかにも鉄泉という感じ。

【効能】
 消化器病、慢性皮膚病、冷え性、神経痛、筋肉痛など。

【風呂の様子】
 カミホロ荘は男女別の内湯と露天。内湯は総ヒバ造り。
 露天は岩組みの浴槽。天井が高く窓も大きく、内湯もゆったりとしている。
 露天は周囲が見渡せて、お湯景観ともに素晴らしい。
 凌雲閣は男女別の内湯と露天。浴槽は内湯がタイル、露天は岩。
 ここは露天からの眺めがとにかく素晴らしく、周囲の山が見渡せる。
 どちらの宿もシャワーなど完備。


 いまだ噴煙をあげ続ける活火山、十勝岳。車で十勝岳温泉へ向かう途中にもその煙は見え、
 「本当に活火山なんだなあ」としみじみ思いました。
 おりしも私が十勝岳を訪れる数日前、長野の浅間山が噴火したばかり。
 その様子をTVで見ていたので、ちょっと恐ろしく感じました。


 十勝岳温泉といえば凌雲閣というくらい、凌雲閣のお風呂は有名です。
 色々な温泉本の表紙を飾ったりしているくらいです。
 ここはとにかく露天風呂からの眺めが素晴らしく、本当に周囲を一望できるのです。
 かなりの高所にあるので高い山々を同じくらいの高さの目線で眺めることが出来て
 本当に極楽気分の入浴を味わえます。
 お湯は一見無色透明なのですが、内湯のタイルや露天の岩が赤く染まっており
 鉄分が豊富であることを思わせます。


 カミホロ荘は凌雲閣より少し下がった場所にある国民宿舎です。
 とてもきれいな建物で、掃除なども大変よく行き届いていました。
 お風呂は総ヒバ造りで木の香漂う気持ちいいもの。
 お湯も結構特徴があって、とても酸っぱく酸性の強いものですが
 肌への刺激は少なく、むしろ湯上りにはしっとりしました。
 源泉温度が低いため沸かしたお湯を掛流していますが、流れ出るお湯はすごく熱い。
 なので少しずつ静かに浴槽に注がれていて、その静けさが浴室の雰囲気作りを手伝っているような気がします。
 ざあざあと盛大に注がれる温泉もいいですが、このように静かに溢れている温泉もまたいいものです。
 露天からの眺めもまた壮大でいいものでした。
 私はここに宿泊したのですが、食事も美味しく部屋もきれいで、とてもよかったと思います。


 朝チェックアウトを済ませて駐車場に出ると、なんと2匹のキタキツネがいました。
 写真では見たことがありますが、実物を見るのは初めてです。
 なんとなく頭の中で描いていたイメージと違って、とても痩せていたのにはびっくり。
 尻尾はふさふさと立派でしたが。
 近寄るのも怖いので遠めに眺めただけでしたが、北海道のアイドルを見ることが出来て満足でした。
 いいお湯とともに、いい思い出が出来たように思います。

【最終訪問】
 2004年9月

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