遠刈田温泉(とおがったおんせん)

【交通】
 車:東北自動車道白石ICより国道457号線経由
    約15KM。共同浴場「センターの湯」の付近に
    観光客用の駐車場があるがいつも混雑している。
    共同浴場には駐車場はない。

     マピオンでの周辺地図   

【共同浴場】
 3軒「寿の湯」「センターの湯」「孝の湯」

 @寿の湯
   年中無休 入浴時間5:30〜7:00 9:00〜22:45
   250円
 @センターの湯
   年中無休 入浴時間・料金は寿の湯に同じ。
   *センターの湯は2006年に建てかえされました。
     新しい浴場には、未入浴です。
     その他の2軒の共同湯は、以前と同じです。

   * ようやく新しい共同浴場に入浴しました。下記にレポート追加あります。
 @神の湯
   宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉    0224-34-1990
   立ち寄り入浴時間 5:30〜6:45 および 9:00〜22:45 300円 年中無休
 @孝の湯
   宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉北原尾1-563    0244-34-1119
   立ち寄り入浴時間 9:00〜18:00 300円

【宿泊】
 旅館・ホテルなど沢山ある。
 湯治客用の部屋を持っているところが多い。

 @遠刈田温泉観光案内所 0224−34−2725
 蔵王町観光協会

【泉質等】
 硫酸塩泉など。源泉温度50〜70度。少し濁った感じで
 硫黄のにおいがする。つるつる感がある。

【効能】
 神経痛、リウマチ、婦人病など。

【風呂】
 共同浴場はいずれも男女別の内湯のみ。
 「センターの湯」は大きな浴槽が2つに区切られており、小さいほうはかなり熱めのお湯。
 大きい浴槽と合わせれば15人くらいは入れるか。
 「寿の湯」はそれよりも小ぶりで、10人弱くらいの浴槽が1つ。
 シャワーやカランなどは両方とも完備している。
 「孝の湯」は男女別の内湯。7〜8人入れる大きさの浴槽が1つ。カランあり。
 「神の湯」は男女別の内湯。熱い湯とぬるい湯の2種類の浴槽。


遠刈田温泉は、温泉街の中心地に2軒の共同湯を持ちます。
しかしそこから数キロ離れた場所にも、遠刈田の共同湯があります。
鎌先から遠刈田へ行く途中の道ぞいにある、小さなプレハブ小屋。
地元の人が交代で管理する、まさに地元のための共同浴場「孝の湯」です。

 

前回訪れた時は、夕方だったので地元の人でそれなりに混んでいました。
平日の午前中なので、今回は貸し切り状態。
少々ヌルヌル感のあるお湯が、6〜7人入れそうな浴槽に掛流されています。
温度もちょうどよく、寒さでかじかんだ手足に、じんじんと血が通ってくるのがわかります。

 

こんな感じで掛流し。いいでしょう?
湯出口からは熱いお湯が絶えず注がれています。
外観はプレハブ小屋で、脱衣所や浴室にも余分なものは一切ありません。
その代わり、とてもきれいに保たれていて、お湯の質も抜群です。
通ったら立ち寄ってみて絶対に損のない共同湯だと思います。

 

さて温泉街に入ると、別に2軒の共同浴場があります。
1軒「センターの湯」は温泉街中心ともいえる交差点に位置するのでわかりやすい場所にあります。
そのためかいつも混雑。とにかく混雑。
浴室の中は湯気が充満して、冬などは白くもうもうとしており、通常の状態でスチームサウナのよう。
その中で沢山の人がお湯に入ったり出たりしています。
いいですねえ。こういう雰囲気、大好き。
ここは利用客が多くお湯の使用量が大変多い為か、ボイラーで温度管理をしているそうです。

 


寿の湯
 もう1軒「寿の湯」は、「センターの湯」から歩いて5分くらいの距離。
 たいして距離は違わないのですが、表通りからちょっとだけ奥まった場所にあるためか
 「センターの湯」ほど混んではいません。でも人気施設であることは同様です。

 

 こちらのほうが小ぢんまりしている分、落ち着いた感じもします。
 泉質は同じで、やや熱めのお湯。浴槽は1つですので、センターの湯のように温度差は設けられていません。
 でもカランなどの設備も整っていて、外観が古い感じの共同浴場ですが内容は結構近代的。
 どちらが好きかは好みによります。低料金なのでどちらもお奨めです。
 お湯はこんな感じで、センターの湯よりも濁りが強いように感じました。

 

 寿の湯の近くのお土産物屋さんに設置されている足湯です。
 以前来た時にはなかったものですので、新しく作られたのでしょう。
 見た目も新しい感じがします。

 町の中心の交差点周辺はそれなりに賑やかですが、そこを離れると静かな温泉地です。
 観光客がわんさかと押し寄せるというほどでもない、ほどほどの混雑振り。
 観光地はあまりすいていると寂しいのですが、このくらいの混み方はむしろほっとします。

 

療養泉として昔から親しまれてきた温泉ですが、スキー場が近いので現在はそちらのお客さんが増えているようです。
でも良いお湯は療養泉の昔から同じ。
スキーを楽しんだ後に良質の温泉。いいですね。
いつ来ても人が沢山いて、愛されている温泉だなあと思いました。

 

【追記】

以前より親しまれてきた「センター浴場」がなくなって、
代わりに作られた「神の湯」に、ようやく行ってきました。
このような堂々たる外観。立派です。
左に見えるのは足湯。この足湯も結構大きいのですが、
子供にも大人にも大人気、日中は大変な混雑でした。

 

浴室内の写真はないので、例によって簡素な図で。
浴室自体は結構広く、ぬるい湯だけでも10人以上は楽に入れます。
しかしながら、熱い湯の浴槽が、本当に激熱!
浴室に入ったら、激熱浴槽に入っている人が一人も居なかったです。
私も手だけ突っ込んでみたのですが、駄目でした。
ところが、後日別の人に聞いてみたところ、それ程ではなかったらしく、
その日はぬるい湯の浴槽に入っている人は、居なかったとか。
日によって多少の変動があるのかもしれないです。

で、お湯はというと、相変わらずのいいお湯でした。
ぬるめのお湯とはいえ、肌にビシビシ感じる刺激、ツルツル感。
出た時は体の表面が赤く染まっていました。

 

こちらは玄関前の足湯です。かなり立派なつくりですね。
「神の湯」のすぐ横にあるのですから、当然同じお湯が使われています。
適温でとても気持ちがいい。風でも吹けば最高です。
浴室とは違って、お茶など飲みながら楽しめるのも、足湯のいいところ。
大人気で、大勢の人で賑わっていました。

 

もともとセンター浴場があった場所は、このように更地になっていました。
昔のあの雰囲気を知るものにとっては、少々寂しくもありますが、
新しい浴場もみんなに愛されているようで、よかったです。
今度この場所には、何が出来るのでしょうか。
次に訪れる時には、また町の様子が変わっているかもしれませんね。
でも、温泉は出来れば今のままで、継続して欲しいと思います。

センター浴場跡地

 

【最終訪問】
 2006年6月

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