美ヶ原温泉(うつくしがはらおんせん)

【交通】
 車:長野自動車道松本ICより国道143号線経由、約4〜5KM。
    看板が出ているので、わかりやすい。
    「ウェルネスうつくし」と「白糸の湯」は同じ敷地内。駐車スペース完備。

   マピオンでの周辺地図   

【共同浴場】
 2軒「白糸浴場」「ウェルネスうつくし」

 @白糸の湯
    長野県松本市里山辺269-1   0263-35-9076
    立ち寄り入浴時間 5:30〜22:00 300円
    第3火曜日定休
 @ウェルネスうつくし
    長野県松本市里山辺湯の原84-3   0263-34-2212
    立ち寄り入浴時間 10:00〜20:00 800円
    年末年始定休 

【宿泊施設】
 沢山ある。

 美ヶ原温泉公式サイト

【泉質等】
 アルカリ性単純泉。無色透明、無味無臭。
 さっぱりした感じのお湯。源泉温度が42〜47度くらいなので
 浴槽に注がれる時はちょうど良い温度になっている。

【効能】
 リウマチ、胃腸病、高血圧、糖尿病など。

【白糸浴場の風呂】
 男女別の内湯、番台があり銭湯風。
 2つに分かれた浴槽があるが、温度はどちらもそれ程変わらない。
 タイル張り、掛流し(昔の白糸浴場)。
 2003年に古い浴場は取り壊され、新しくなった。
 新しい「白糸の湯」は、男女別の内湯と露天。一部循環。



昔の白糸浴場外観
美ヶ原、というネーミングが私にとってはネックになっていました。
あまりにもとってつけたような名前ですし、一応子供の頃から知ってはいたのですが、
それはテレビで「美ヶ原高原美術館」のCMだけで知っていたりするもので。
うまく表現できませんが、なんとなく人工的なイメージを持っていて、
どーせ温泉も掘削で動力揚水で塩素ぶち込みの循環で、補助金で建てた大きな温泉施設で、
地域に根付いた温泉というのとは違って、、、と勝手に思い込んでいたのです。
しかし先日資料を繰っていたら美ヶ原温泉の共同浴場「白糸浴場」を見つけ、
写真を見る感じではとてもそのように見えない。しかも1300年の歴史があるというではないですか。
これは私の勝手な思い違いかも、と実際に出かけてみました。結果、やはり私の思い込みでした。
本当に良いお湯だったのです。

 

「白糸浴場」は街の中心にあり、質素な小ぢんまりした建物です。番台があって銭湯風。
浴室はタイル張りのシンプルなもので、
78人は入れそうな浴槽があります。
そこに掛流しで無色透明のお湯が注がれています。

 

湯出口には湯飲みが置いてあるということは循環でないことは明らか。
源泉温度がそれほど高くないので、浴槽にたまったお湯は
40度前後とちょうど良い温度。
私は朝の早い時間に入ったのですが、地元の常連さんと思われる人たちが既に沢山訪れていました。
大きなペットボトルを持参してお湯を持ち帰る人も居て、私があちこちで見てきた共同浴場と同じ光景がそこにはありました。

今回は良い意味で想像と違っていたのですが、思い込みはいかん!ということを改めて思い知りました。
やはり実際に自分で行ってみないと、なんとも言えないですね。ここのお湯は、私の大のお気に入りになりましたし。

 

「白糸浴場」は2003年度に建てかえされ、現在はもう新しい建物になっています。
私が取った写真は古いものです。どのような建物になっても現在と同じように
地域に根付いた共同浴場であり続けて欲しいものだと思います。

 

以上、2003年夏頃


新しくなってから、一度も行っていなかった美ヶ原温泉の共同湯。
以前とは場所も移って、「ウェルネスうつくし」のすぐ横になりました。
さすが新しい建物、外観もとてもきれいです。
広い駐車場には、車が沢山。相変わらずの人気のようです。

 

中も勿論新しくぴかぴかです。
今までは内湯だけでしたが、今度は露天もあります。
どちらも同じお湯で、さっぱりした優しい感触は健在。
一部循環のようですが、湯出口から注がれるお湯は源泉のようで、
とてもいい使い方をしていると思いました。

 

源泉なので、勿論飲用可のようです。
昔と同じように、コップが置いてあります。
顔を近づけると、お湯のいい匂いがして、
ああ来てみてよかったなあと、しみじみと感じました。

 

入り口の受付の上には、以前の浴場の湯出口が飾られています。
実はこの湯出口、100年近くたっているものなのだそうです。
前の施設は、相当古かったのですね。
新しい施設になると、鄙び感がなくなるとか言う人もいますが、
やはり普段からの利用者が快適に使えるのが一番だと思います。
そして、こういう歴史を感じさせてくれるものを、きちんと残してあるというのは、
本当に嬉しいですね。
私がこの湯出口に気づいて懐かしく眺めていると、
受付の人が満面の笑顔で色々と説明してくださいました。
その笑顔に、再訪して本当によかったと、心から思いました。
江戸時代からその名で呼ばれる、歴史ある「美ヶ原」。
1300年の歴史を更に重ね、今後も地域に愛される温泉でいることでしょう。

 

【最終訪問】
 2007年2月

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