湯谷温泉(ゆだにおんせん)

【交通】
 車:北陸自動車道小矢部ICより県道42号線を福光方面へ進み、国道304号線を右折。
    途中で県道27号線へ抜ける細い道があるので、そこを左折してしばらく進むとある。
    駐車スペース数台分。ICからは10KM弱。

    マピオンでの周辺地図

【共同浴場】
 なし。下記の「栄楽荘」で立ち寄り入浴が出来る。

【宿泊施設】
 1軒「栄楽荘」

 @栄楽荘
   富山県西砺波郡福光町湯谷857    0763-58-1455 
   立ち寄り入浴時間 9:00頃〜21:00頃(お湯が沸いているかどうか電話確認したほうがいいかも)
   400円 第2水曜日定休

【泉質】
 硫黄冷鉱泉。無色透明で、微かに硫黄の匂いと味を感じる。
 ツルツルする感触のお湯。

【効能】
 慢性の胃腸病、関節疾患、リウマチなど。

【風呂の様子】
 男女別の内湯。タイル張り。鉱泉なので沸かし湯。3〜4人入れる浴槽。
 お湯が熱ければ、いくらでも鉱泉を足せる。


お湯が湧く場所は日本のあちこちにあり、「湯谷」という名称もあちこちにあります。
「ゆや」「ゆたに」と読んだり、ここのように「ゆだに」と読んだり、様々です。
登録商標のない昔は、谷に温泉が湧けば「湯谷」になったんでしょうね。
富山の「湯谷温泉」も歴史は古く、1200年余前にまで遡り、
この近辺の病人を哀れんだ一人の僧が、呪文を唱えるとこのお湯が湧いたと。
このお湯に浸かった者は、みな病が治ったとの言い伝えがあるそうです。
行ってみると建物はかなり立派な宿でした。

 

入り口に雪を防ぐプラ板があって、このあたりの雪が厳しいことを思わせます。
10時頃行ったのですが、まだ沸かしていないとのことで、他の温泉に行って戻りました。
駐車スペースに車を停め、ぽかぽかの陽を浴びてのんびりと沸くのを待ちました。
周囲は山と畑、風光明媚なところです。

 

お湯が沸いたので、早速贅沢にも一番風呂に入らせていただきました。
浴室はシンプル。浴槽と、いくつかのカランだけ。
決して広いとは言えない浴室ですが、きれいに掃除されていました。
浴室中に湯気が立ち込めて、入っただけで温かい。

 

ちょっと熱めだったので、浴槽横の蛇口をひねって、鉱泉を足させていただきました。
湯出口が浴槽の中にあるようですが、吸水口は見当たりません。
循環ではなく、単純に沸かしているだけのようでした。
顔を洗うとしっかりと硫黄の匂いが感じられ、待った甲斐があったと思わせてくれるお湯でした。
はるか昔、このお湯に病の治療を求めて来た人が沢山いると考えると感慨深いものがあります。
北陸には歴史の古い温泉が多いようですが、それらがずっと涸れずに湧きつづけているというのも
本当にすごいですね。
自然の偉大な力とともに、このお湯を自然な状態のままで守り続けてきてくれた湯守にも感謝です。
今後もこのお湯をいい状態で守っていただけると、一度入った身としては本当に嬉しいですね。

 

【最終訪問】
 2005年12月

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