湯倉温泉(ゆくらおんせん)

【交通】
 車:磐越自動車道会津坂下ICより国道252号線を只見方面へ進み
    約40KMほど進むと道沿いに小さな手書きの看板があるので
    それに従って進む。「鶴亀荘」という宿の更に奥に、共同浴場がひっそりとある。
    駐車できるスペースはあるが、それ程広くはない。

    マピオンでの周辺地図    

【共同浴場】
 1軒「湯倉温泉共同浴場」

 @湯倉温泉共同浴場
    福島県大沼郡金山町本名上ノ坪   電話なし
    立ち寄り入浴時間 特に規定なし  200円
    *入浴時間に規定がないといっても電気がないので夜は真っ暗。
     一般的な常識の範囲内での時間にとどめるようにしましょう。

【宿泊施設】
 すぐそばに旅館「鶴亀荘」がある。
 金山町一帯でみれば、数多くの宿がある。

 @鶴亀荘
    福島県大沼郡金山町大字本名字上ノ坪1942  0241-54-2724
    勿論立ち寄り入浴も出来る(9:00〜16:00 500円)

 金山町商工会の公式サイト

【泉質等】
 含重曹食塩泉、源泉温度は60度。
 泥が混じったような濁り方でほのかな塩味。
 赤い湯の花沢山あり。湯量が多く、源泉が流れていく溝から浴槽に注がれているのはごく一部。
 浴場外にお湯が流れていく場所の温泉成分の堆積がすごい。

【効能】
 痔、あせも、しもやけ、肌荒れ、疲労回復など。

【共同浴場の風呂】
 脱衣所は男女別だが浴室は1つ、混浴。5〜6人は入れそうな大きさの浴槽が1つあるのみ。
 シャワーやカランなどは無い。洗面器がいくつか置いてあり、飲泉用のコップもある。
 窓が2方向についており、目の前に只見川が見える。
 源泉はこの湯小屋のすぐ裏にあり、ダイレクトにお湯を引いている。
 浴槽の横に源泉が流れる溝があり、そこからお湯を浴槽に導くのだが
 温度が高いのでタオルが置かれていて、それで導線を塞いだりして調節する。


 福島県金山町は私のような共同浴場大好き人間にはたまらない所です。
 あちこちに温泉が湧き、源泉ダイレクトの共同浴場やら宿が沢山ある。
 しかもお湯が大変良い。風情もあります。

 湯倉温泉は只見川沿いにぽつんとある、小さな温泉。
 共同浴場が1軒と宿が1軒。シーズンになるとハヤ釣りや夏山登山で賑わいます。

 旅館「鶴亀荘」の奥に「湯倉温泉共同浴場」はひっそりとあります。
 対岸などの遠くからだと、意識しないと存在すら気づかないような佇まいです。
 手前の鶴亀荘の物置小屋だと勝手に勘違いしてしまう人がいてもおかしくない。

本当に目立たない

 

     中に入ると外観から想像したよりも広いだけでなく、ちゃんとトイレまであったのにはびっくりです。
     玄関のたたきを上がった場所には椅子や灰皿まであって、ちょっとしたロビーのよう。
     そこから男女別の脱衣所へ入ると赤く染まったタオルが掛けてあるのが目に入り、期待が高まります。

 

 浴室は混浴。思ったよりも広い浴槽になみなみとお湯が溢れます。
 浴槽横に流れるお湯は熱くて触れないくらい。
 置いてあるコップですくって飲むと、飲むのにちょうど良いくらいの温度です。
 浴槽への流入量は赤く染まったタオルを置いて調節しており、全く加水などしておらず源泉そのままです。なんと贅沢。
 おまけにほとんどのお湯は捨てられているのですから。
 贅沢だなーと思いますが、同時にもったいないなーとも思ってしまいます。

 

 お湯は目の前の只見川に捨てられます。
 窓からその様子を見ることができるのですが、温泉成分が固まって堆積ができています。
 いかにこの温泉の成分が濃いかということを物語っています。

 窓は2方向にあり、両方開け放すと只見川の川面を渡る風が入って気持ちいいことこの上なし。
 雄大に流れる川や季節によって変化する山々を眺めながらの入浴、極楽ですよ。
温泉成分の堆積

 

     雰囲気といいお湯といい、文句のつけようのない共同浴場ですが、どうしても混浴は苦手という方は
     この共同浴場手前の「鶴亀荘」なら男女別浴でお湯も同じです。
     ここでも只見川を眺めながらの入浴を楽しむことができます。

【最終訪問】
 2004年3月

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