湯の峰温泉 (ゆのみねおんせん)

【交通】
 車:湯浅御坊道路御坊ICより国道42号線、311号線経由、約100KM。
    道路標示が出ているので、その通りに進むこと。
    温泉街の公共の駐車スペースがある。無料。

    マピオンでの周辺地図  

【共同浴場】
 2箇所。「つぼ湯」「湯の峰公衆浴場」

 @「湯の峰温泉公衆浴場」
   0735−42−0074
   立ち寄り入浴時間 6:00〜22:00 200円(薬湯は300円)
 @つぼ湯
   0735−42−0074
   立ち寄り入浴時間 7:00〜21:30  260円

【宿泊施設】
 旅館、民宿などたくさん。

 本宮町の公式サイト 

【泉質等】
 含硫黄ナトリウム炭酸水素塩泉。
 白濁して、白い細かい湯の花が沢山浮いている。
 つるつるしたお湯。源泉温度92度、熱めのお湯。

【効能】
 皮膚病、糖尿病、冷え性、湿疹など。

【共同浴場の風呂】
 「湯の峰共同浴場」は「薬湯」と「公衆浴場」に分かれており、料金も違う。
 「薬湯」は源泉そのものの掛流し。男女別の内湯で、木の浴槽。
 「つぼ湯」は、共同浴場の料金所でお金を払うのだが順番待ち。
 2人くらいしか入れない小さなお風呂で、その外で順番を待つ人沢山。
 かなり待つことは必至。


 和歌山県本宮町は奈良県との県境にも近く、温泉だらけのところです。
 和歌山は白浜や勝浦など海岸沿いの温泉がとにかく有名で、全国的な知名度も高いのですが
 ここ本宮町は山間地の温泉として有名。
 特にこの湯の峰温泉は熊野詣の湯垢離場として古くから栄えていた温泉地で
 開湯はなんと西暦113年という説もあるとか。
 あの小栗判官の伝説もある温泉です。

 山間にある静かな温泉地です。私は夜訪れたのですが、暗い中に宿の明かりが
 やわらかく光って、なんともいえないよい雰囲気。
 温泉街の通りに沿って流れる湯の谷川の両脇に旅館や民宿が立ち並び
 川に小さな橋がたくさんかかっているあたりは、山形の銀山温泉を思い起こさせます。
 夜にもかかわらず宿泊客を含め観光客が大勢そぞろ歩きしているのに
 騒がしくなく、それでいて寂しくない落ち着いた様子の温泉街。

 

 温泉街の中心あたりに共同浴場があります。
 上に書いたとおり「公衆浴場」と「薬湯」が。
 温泉に来て源泉100%のお風呂に入りたくない人が居るのだろうかと不思議に思いましたが
 「薬湯」のほうは石鹸などがまったく使用できないとのこと。なるほど。

 

 それでも源泉100%に惹かれる私は勿論「薬湯」のほうへ。
 浴室は木造りで、白濁して湯の花がたくさん浮いているいかにも温泉、というお湯。
 浴室内には硫黄の香りが漂っています。つるつる感があって、熱めではあるけれど
 湯上りはさっぱりする感じです。温泉に入った、という満足感を与えてくれるお湯です。
 他にも入っている人が多く、写真はこれだけ。

 

 さて湯の峰温泉には名物の「つぼ湯」なるものがありますが、これは湯の谷川の
 川原のような位置にありまして(すごく小さな川なので、川原というとちょっと違う感じもしますが)
 川原の大きな石をくりぬいて作った2人で満員の小さな浴槽に温泉が満たしてあるもの。
 当然ながら貸しきり状態なのですが、これがなかなかの人気です。
 つぼ湯も公衆浴場の1つなので、薬湯などと同じ場所で料金を払うのですが
 後はひたすら順番待ち。番号札なんてありませんので、つぼ湯のすぐそばで
 自分の番をじっと待たなくてはなりません。
 つまり自分が入っている間も、外では「早く出ないかな、、、」と待っている人が
 たくさん居るわけで、落ち着いて入れるかどうかは疑問です。
 勿論ちゃんと小さな湯小屋風になっているのですが、私が見た時もその周辺で
 5〜6組のカップルが順番待ちをしていました。
 私は並ぶのがもともと苦手なため、結局入りませんでしたが、こんどすいている時をねらって
 チャレンジしてみようかな、と思います。

 大変大人の雰囲気の温泉街で、お湯だけでなく情緒も味わえて大満足。
 立ち寄りだけでなく、ぜひとも今度は1泊してみたいと思いました。
 観光的な要素も満たしていて、それでいてミーハーにならないというのは
 なかなか難しいものです。この温泉地はそれらをちゃんと満たしていると思います。

【最終訪問】
 2003年3月

HOMEへ>>和歌山県一覧へ