湯田川温泉(ゆたがわおんせん)

【交通】
 車:山形自動車道鶴岡ICより国道7号線、県道、国道345号線を経由して
    約7KM。道は舗装されており、運転に心配なし。
    温泉街の入り口に、観光客用の駐車スペースあり。

    マピオンでの周辺地図    

【共同浴場】
 2軒「正面湯」「田の湯」

  @正面湯
  @田の湯
    鶴岡市湯田川温泉   電話なし
    立ち寄り入浴時間 7:00〜21:00だが、8:30〜9:30は清掃時間となっており
    入浴できない。150円、年中無休。
    温泉街の「船見商店」さんと「大井商店」さんで入浴券を購入して開錠してもらう。
    正面湯は温泉街の目抜き通りにあり、目につきやすいが
    田の湯の場所は少し奥まっており、ちょっとわかりづらい。

【宿泊施設】
 旅館などが10軒以上。

 鶴岡市の公式サイト

【泉質等】
 含芒硝石膏泉。源泉温度は43度、浴槽では本当に適温。無色透明、無味無臭。
 とにかく良く温まるお湯。くせがないので、万人向けのお湯。

【効能】
 高血圧、動脈硬化、婦人病など。

【共同浴場の風呂の様子】
 どちらのお風呂もタイル張りで、きれいなお湯が静かに掛流されている。
 シャワーなどは無く、浴槽からお湯を汲んで体を洗う。
 「田の湯」は全体的に小ぶりで、浴槽は3人も入ればいっぱいだが
 「正面湯」は結構広く、浴槽も洗い場も大きめ。


 開湯1200年という歴史のある温泉です。
 このあたりは温泉が多く、近くに温海温泉や湯の浜温泉などがあります。
 温海温泉ほど観光的な知名度がないといえばないのですが
 その分静かにくつろげて、昔は文人たちが逗留することもあったそうです。

 

 商店に料金を払いに行くと、店先でお茶を飲みながら世間話に興じていたおばさんが
 「いいお湯よ。ゆっくりしてってね」と声をかけてくれました。
 「正面湯」は瓦屋根の趣のあるつくりながら、入り口はしっかりオートロックです。

 

 外観から想像するよりも広い脱衣所、浴室です。おまけに脱衣所の床はオンドル。
 浴室中央にしつらえた丸い浴槽にお湯がなみなみと注がれ、あふれています。
 それほど熱くなく、のんびりと入っていられるお湯で、刺激も少ない。
 肌にやさしい感じのお湯で、のんびりと入っていると体の芯からぽかぽかです。
 湯冷めしないので、日本海側の厳しい冬を乗り切るにはいいお湯ですね。

 

 「田の湯」は「正面湯」よりもずっと小さく目立ちません。
 でも自然光が差し込む、なんとなく薄暗い浴室は私の好み。
 小さい分開放感には欠けますが、妙に落ち着ける感じがするのです。
 それに、寒い季節は浴室が小さいほうが空気の温まるのが早いので
 お湯に入るまでの間、寒さが少ないという利点もあります。

 

 「正面湯」の脱衣所でお話した地元の人は、ずっとここのお住まいで、このお湯に子供の頃から入っていたそうです。
 「ここのお湯は特徴があまりないようだけど、よく温まるから」とのこと。
 いやー、十分いいお湯ですよ。
 特徴がないように見えてもそこはやはり温泉、ただのお湯に比べればかなりの違いがあります。
 掘削の温泉が多くなった現在、自然湧出の温泉があるということだけでも、ありがたいことだと思います。

【最終訪問】
 2003年冬

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